2010.3.13(土)更新
キハ52

2010.2.21(日) 大糸線平岩−小滝
PENTAX 67 II 165mmF2.8 RVP50(+1)
連戦連勝!

 ダイヤ改正直前、消えゆく列車や車輌を駆け込みで撮影した方も多かったことだろう。私もその1人である。あまり熱心に通うこともなかった大糸線だったが、滅多に晴れない冬場に週末と移動性高気圧がシンクロして二週連続で快晴になった。これは問答無用で出撃するしかない。先週も走った深夜の関越道を今夜も徹夜で激走である。
 翌朝、大糸線沿線はすでに末期の様相を呈していた。至るところに鉄の群れ。お手軽有名ポイントは黒山の人だかりであった。そんな中、二週連続で参戦していたのは、なにも私だけではなかった。BOSS氏にマダラン星人氏、雲発生注意報氏、そして、千ちゃん。キ○ガイとしか言いようがない。もちろん、私も人のことは言えないのだが・・・。さらに今週はらるご氏、西から三男氏とエロ団長氏、コサカミ氏が参戦。撮り鉄の神の領域にいる彼らは背後にただならぬオーラを発しながら、誰も知らない、しかし、激しくVな秘密の俯瞰ポイントに深く静かに散っていったのだった。
 大糸線素人の私はカット数を稼ぐべく平岩駅至近の鉄橋へやってきた。お手軽ポイントのこの鉄橋、下から見上げて撮るのが定番らしいが、回りの撮り鉄と同じように構えてみるも、どうもイマイチである。周囲の人工物が橋脚のすき間から写り込んでしまうのである。家の外壁や旅館の屋根など。こんな見苦しいものが入ってしまってはせっかくの写真がブチ壊しである。列車以外の人工物は排除するのが基本中の基本。アチコチ動いてベストポジションを探す。納得のいく場所にゲバを張ってしばし待機。数10分後、やってきたのは国鉄一般色。幸い窓から身を乗り出すバカ乗り鉄もおらず、無事狙い通りに仕留めることができたのだった。

もどる