2013.5.8(水)更新
485系にちりん
2013.5.5(日) 日豊本線大神−日出
Canon EOS-1D X EF500mmF4L IS ISO100

 今年は曜日の並びから前後半に二分されたGW。10連休の幸せ者にはなれなかった私は、前半に富士スピードウェイでモータースポーツ活動、後半は九州に上陸して鉄ヲタ活動を行った。鉄ヲタ活動の対戦相手は485系にちりん。大分車両センターの国鉄特急色Do32編成を使用したGWの多客臨である。相手にとって不足はない。日豊本線はブルトレ富士時代から幾多の惨敗を喫した鬼門。そして、にちりんは因縁の相手である。昨夏、2日間計6回対戦したものの晴れカットはたったの1枚だけ。泣きそうな結果に冬臨での再登板を期待したのだが、まさかの設定なし。半分あきらめかけていたところに春臨としてGWの登板が予告された。どうやら佐賀の有田陶器市に新型特急車両を優先して充当するため、にちりんにはお古が回ってくるらしい。理由はともあれ、また485系が走ってくれるのに出撃しないわけにはいかない。というわけで、はるばる九州まで十数時間をかけて自走していって、3日間闘ってきたのである。
 初日は曇り基調の晴れ模様。たいした収穫はなかった。2日目は九州の達人PROVIA100F氏と久しぶりの再会を果たし、大神駅南側の鍛冶屋踏切に向かった。現場は自分も含めて全国からの遠征鉄で大賑わい。インカーブから中望遠レンズで狙う構図が定番のようだが、アウトカーブ至上主義者の我々はイン側にはわき目も振らず、外側にゲバを張った。午後から回復した天候も相まって、一応満足のいくカットが得られたのだが、鼻の穴が微妙に浮いており、完璧狙いで3日目も同じアングルで勝負することとなった。
 遠征最終日となるこどもの日、トップライトの上下2本を放棄して、夕方の下り列車を狙うためだけに昼からここで待機。居合わせた北陸の超人気掲示板管理人K-net氏&キハ85氏コンビと談笑しながら、にちりんの通過を待った。午後5時、踏切が鳴り始めた。来た。クリーム色の5両編成が20人ほどの鉄ヲタが待ち構える築堤を進んでくる。鼻の穴はどうだ?閉じている!オッシャアァー!迎撃成功!
 もちろん、その後は自走で撤収。17時半に大分を出発し、途中2時間ほど運転停車(乗務員疲労による仮眠)をした以外はひたすらアクセルを踏み続け、寝台特急チバラギ号は翌11時に何とか千葉の自宅にたどり着くことができた。ふぅ、くたびれた。みなさま、お疲れ!

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