2008.6.24(火)更新
名鉄7000系パノラマカー
2008.6.14(土) 名古屋鉄道知多新線上野間−富貴
Canon EOS-1VHS EF500mmF4L IS RVPF
パノラマエイジの終焉

 たとえ私鉄電車であろうとも、コイツだけは別格。関東撮り鉄憧れのパノラマカーである。6月末のダイ改でついに6両編成が全滅との報を受け、私と同じく名鉄電車初心者(除く谷汲線)・千ちゃんとともに愛知県へスクランブル発進した。行きがけの駄賃に考えていた掛川クネクネカーブでの富士・はやぶさは曇り空にヤル気が起きずスルーパス。撤収したくなる弱気な心に気合いを入れて、我々はさらに西へ進んだのであった。しかし、素人2人にとってパノラマカーは撮影地どころか運用さえサッパリ分からない難敵である。持ってきた先月号のパノラマ特集のウヤ情は役立たず。そこで、我々は鉄道各誌誌上で幾多の激Vを発表されている超達人W氏に教えを請うことにした。詳細な撮影地情報と作例をいただき、ケータイでの二元中継でお聞きしたところによると、運用の効率がよく、ロケーションもいい知多半島を目指せ!とのこと。幸い午後になって何とか晴れ間ものぞいてきた。借り物のチバラギ号(日産車)は世界一の自動車メーカーの街を走り抜け、一路知多半島を目指した。
 到着した名鉄知多新線はかなりの山間部を走り、ロケーションもよく見えるものの、アウェイの我々ではいまいちベストアングルを見つけきれない。結局、やってきたのは定番・上野間−富貴間の跨線橋。ここは晴れるとバックに海が入るのだが、白いモヤモヤが広がるこんな日は考える余地もなくカットである。地元知識人の方から訳の分からない運用と列番情報を呪文のように聞かされながら待つことしばし、集まってきた総勢十数名の撮り鉄とともに半逆光を浴びるパノラマカーを迎撃した。Wさま、なんとか一発仕留めることができました。次はぜひご一緒しましょう!

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