|
RM全盛期にインスパイアを受けた我々世代にとって、四国から真に心惹かれる被写体が消えてどれくらい経つだろうか?国鉄型ならサロンカーなにわの土讃線入線、私鉄ならこの琴電旧型車が最後だろうか。 私が琴電を初めて訪問したのは2003年9月、まだ長尾線を中心に旧型車の定期運用が残っていた。定期運用離脱後は余生として旧型車同士で多様な編成を組み、毎月のイベント運転で楽しませていただいた。しかし、何両もいた旧型車も寄る年波には勝てず、徐々に数を減らしていき、最後まで残ったのが茶塗りの3000形300号とツートンカラーのこの1000形120号だった。そんな生き残った2両の旧型車もコロナ禍の2021年に惜しまれつつ完全引退。ラストショットは引退の半年ほど前に走ったこのイベント列車となった。 |