2010.11.12(金)更新
EF66さくら

1995.1.2(月) 東海道本線三島−函南
Canon T90 FD200mmF2.8 RVP

 九州新幹線の正式名称となった「さくら」。今月も九州でブルトレ・ラストランとしてリバイバル運転が予定されているが、写真は定期列車時代の東海道本線のものである。翌日の天気予報が快晴だったため、深夜になってちょっくら行ってくるべやと気楽に出撃した記憶がある。しかし、この時何も考えずにノー天気に出撃したことで帰り道にかなりヒドイ目に会うことなど知る由もないのだった・・・。

 雲一つない富士山をバックにさくらと165系急行東海を撮り終え、伊豆箱根鉄道大雄山線へ移動した。当時まだ現役だった旧型車が初詣臨で運用に入っていたのである。こちらも無事撮影終了。さあ帰るべ!とFMラジオを聞いていると、東名上り線で渋滞が40kmにもなっているらしい。これは上り全線+首都高まで渋滞していることを意味している。今走っている国道1号線も大渋滞である。仕方がない。国道246号線で帰るしかない。しかし、こちらも大渋滞らしい。はて?何でこんなに混んでるんだろう?あ!そういえば!今頃になってやっと気がついた。今日は箱根駅伝があったのである。すっかり忘れていた。駅伝のせいでどこもかしこも大渋滞だったのだ。国道246号線に入っても果てしなく続く車列はちぃとも前に進む気配がない。歩道を走るチャリンコのオヤジの方がはるかに速いのではないだろうか?クソッ!ええかげん渋滞がイヤになった私は近くにあった釣具の上州屋の駐車場で昼寝をすることにした。もちろんバス釣り師でもある私はルアーの購入を忘れたりはしない。夕方まで爆睡してボチボチ出発。しかし、一向に渋滞が解消される気配はなく、その後、秦野中井から自宅の千葉までの帰り道におよそ7時間を要した。それ以来、正月に東海道方面に行くときには駅伝だけは注意してきたのだが、九州ブルトレが全廃された今となってはもう東海道本線に用はない。今後、鉄ヲタ活動の帰り道に駅伝渋滞に悩まされることもないハズである。

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