2009.3.13(金)更新
ED76富士

2008.8.15(金) 日豊本線三毛門−吉富
Canon EOS-1VHS EF500mmF4L IS RVP50(+1)

 ゲリラ豪雨に泣かされ続けた昨夏、ブルトレ狙いで唯一納得のいく収穫がこの佐井川鉄橋を抜ける富士である。現場を知っている方は、このトラス橋がどれだけ小さいかご存知であろう。長さは客車一両がやっと隠れるぐらい。しかも、トラスは下り線にしかない。トラスを抜けた直後に線路がカーブしており、理想は編成右側側面を入れたいところだが、真正面以外は無理。ピンポイントでのポジション取りが必須なかなり難易度が高い場所なのである。しかも、さらにムカつくことにちぃとも晴れない。福岡−大分県境のここはギリギリ大分県に位置する。近くを流れる県境の山国川がクソ雲の通り道らしく、富士の通過時刻間際に筑豊田川の山中からたびたび飛来して我々撮り鉄を悩ませる。
 前日、集中豪雨による遅延でトップライトの撃沈を喰らった私は毎度毎度の常宿・道の駅おこしかけで眠りに就いた。会社に行く時はちぃとも起きられない私であるが、撮り鉄モードであれば目覚ましなしでも午前4時起床である。車で10分、現場に到着し、まずはボゥボゥに伸び放題の雑草を軽くチョキチョキとガーデニング。500mmの射界に入る雑草を根こそぎ刈り倒す。そして、通過の10時まで長〜い長い待ち時間である。前日の教訓から遅延情報をケータイで調べる。幸いなことに今日は定時らしい。待つこと数時間、遠く隣駅を通過する真紅の機関車と青い客車が見えた!

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