2009.3.29(日)追加
ED76リバイバル富士

2009.3.15(日) 日豊本線五十市−財部
Canon EOS-1VHS EF300mmF2.8L IS RVP50

 下り最終富士が大分に到着した翌日、日豊本線最後のブルトレを追った。客車の疎開回送を兼ねたリバイバル富士である。当日は地元九州だけでなく、関東、関西からもリアルキ○ガイ達が大集合。一発撮っては即撤収のヒット&アウェイを繰り返し、国道10号線では「わ」ナンバーによる壮絶なチキチキマシン猛レースが繰り広げられていたのである。かくいう私も同行の達人、湘南ナンバー氏と共にバイパスと有料道路を駆使した安全運転で6ヶ所の追っ掛けをこなし、ラストショットの7発目はリバイバルの文字が余計ではあるが、エロ光線の縦顔面を狙うことで合意した。なるべく日没に近く、線路が西を向く区間を探す。都城市街を抜け、日豊本線に併走する県道を進むと、狙い通りの場所を発見した。正面から日没直前の日が当たり、架線柱は編成の向こう側。理想的である。しかし、ここで痛恨のトラブル発生!重くてカサ張る500mmの代用として持ってきた×1.6のデジ(EOS40D)にサンニッパをセットしてアングルを調整、前走りの練習電車でシャッターを切ってみると・・・液晶画面に見慣れない表示が現れた。
「△!CFカードがありません」
 アチャーーー・・・デジを滅多に使わない私はCFカードを家に置きっ放しにしていたのである(涙)。仕方がないので300mm単体で縦顔面を狙う。午後17時半、顔面をギラギラ輝かせた最後のブルートレインは惜別の汽笛を鳴らして眼前を通過していった。
 さあ撤収である。私は宮崎空港からANA最終便で、湘南ナンバー氏は大分で一泊後、帰京予定である。しかし、午後18時に都城からは当日中に大分まで辿り着けないことが判明。氏はやむなく宿を宮崎市内に変更。最後までドタバタで追っ掛けツアーは幕を閉じたのだった。

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